ニキビ跡は洗顔で消える?ニキビ跡に悩むときの洗顔フォーム選びの注意点を解説
はじめに
このページでは、
- ニキビ跡をなんとかしたいんだけど効果的な洗顔方法が知りたい
- ニキビ跡を治すには洗顔はどれを使えばいいの?
- そもそもニキビ跡って洗顔で消えるの?
・・・etc
など、ニキビ跡に悩んでいるとき、思う浮かぶ洗顔に関する疑問を解消するため書いています。
他のページ同様、ちょっと長くなっています。
パーっと流し読みして、気になるところだけ読むのをおすすめしています。
まず最初にニキビ跡は洗顔でキレイになるの?ということから解説していきます。
洗顔の目的はニキビ跡をキレイにすることではない
まず最初に大事なことからお話します。
(他のページでも解説していますが)結論から言ってしまうと、洗顔でニキビ跡をキレイにするのはすごく難しいです。
というのも、洗顔の機能と目的は、肌の毛穴の汚れ、皮脂や古い角質を落として、肌をリセットすることで化粧水や美容液の成分をきちんと浸透させることにあります。
洗顔をするときに「いかに肌に負担をかけず、肌の水分を奪うことなく汚れを落とせるかどうか?」が良い洗顔フォームや石鹸、洗顔方法の違いです。
ニキビ跡というのはニキビが治るとき残ったダメージが、角質の奥深くまで浸透しているので、洗顔ではニキビ跡を治すことがそもそも無理なんです。
ピーリング効果のある洗顔やAHA系の洗顔石鹸はすこし効果がある
ニキビケアに特化した洗顔石鹸や洗顔フォームの中に、ピーリング効果のあるものがあります。
ニキビ跡治療の一つに「ケミカルピーリング」という、「肌の角質を薬品で無理やり溶かす」ことで、肌のターンオーバー(肌の再生)の周期は早めるという治療方法があります。
この原理を基礎化粧品に応用して、肌の角質をはがす効果のある成分(グリコール酸やAHAという名前の成分)を洗顔に含めることで、ケミカルピーリングに似た効果効能のある洗顔石鹸です。
「古い角質をスッキリ」、「古くなった角質をオフ」などと謳われているものは、だいたいこのピーリング効果のあるアイテムです。
もちろん、基礎化粧品なので、美容クリニックで保険適用外で受ける治療とは違い、かなりピーリング成分は薄められています。
なので、ニキビ跡をケアするために「肌のターンオーバーのサイクルを早める」という意味では、効果はなくはありません。
しかし洗顔なので、効果はすごく小さいことは使う前に覚えておいてください。
ピーリング効果のある洗顔石鹸はアフターケアをしないと、肌は荒れやすくなる
ピーリング洗顔は、肌の角質を無理やり剥がす(ピールする)ので、当然肌にすごく負担がかかります。
肌に負担がかけないと角質を剥がせないからです。
角質は古くなると自然と剥がれていくものですが、そうなる前に無理やりとっちゃうわけです。
使ってみるとぼろぼろ取れて楽しいんですが、本来その取れた角質は体がまだ肌に必要だと判断したから肌に残っています。
なので、肌に負担がかかるぶん、化粧水や美容液はきちんとしたものを使う必要があります。
これをしないと、余計にニキビができます。肌が弱っているので、ニキビができやすい肌環境になっているためです。
肌のターンオーバーのサイクルをピーリング洗顔で早めても、新しくニキビができてしまうので、肌はキレイになりません。
週一回程度なら良いと思いますが、ピーリング洗顔を毎日使うのは管理人はあまりオススメしていません。
使ってみると分かりますが、よほど肌が強い人でないとすごく肌が乾燥して、調子が崩れやすくなるので。
じゃあ洗顔にこだわることって意味がないの?
洗顔にこだわる意味はないのか?
という話になってくるんですが、ニキビ跡をキレイにしていく上で洗顔はすごく大事です。
ニキビ跡をキレイにするには、まず「ニキビが新しくできない」正常な肌質にすることが大事になってくるからです。
ニキビは放っておけば治ります。
にも関わらずできたニキビをケアする理由は、ニキビがニキビ跡にならないようにするためです。
ニキビができない強い肌を維持するためには、「肌にいかに負担をかけず、肌の水分を失わずに汚れや古い角質だけを落とすか?」という意味で、洗顔ってすごく大事なんです。
繰り返しになりますが、ニキビ跡をキレイにするためには、まずニキビができない&ニキビができてもスッと治る、水分と油分のバランスのとれた肌質を維持する必要があります。
管理人も過去にやってきましたが、洗顔でニキビ跡を治そうとするのはやめてください。余計に肌が荒れる可能性が高いです。
あくまでも、肌に負担をかけず汚れがきちんと落とせる洗顔フォームを選ぶのが、ニキビ跡をキレイにする一番の近道です。
ニキビ跡をどういう洗顔石鹸や洗顔フォームを選べば良いの?
洗顔には石鹸タイプとフォームタイプがあります。
どちらが良いのか?
について書くと長くなるのでここでは解説しませんが、基本的には
数百円のプチプラなら洗顔フォームより、絶対に石鹸タイプ
2000円以上するものであれば、特にこだわらずどちらでもOK
となります。
価格が高い方が良いのか?やすいのでも十分なのか?については物によります。
ちょっとこれもお話すと長くなるので、他のページで解説しています。
このページで伝えたいことは、
ニキビ跡に効く、ニキビ跡に良い洗顔石鹸や洗顔フォームはありません。
ニキビ跡に良い洗顔材とは、ニキビができにくい肌質になる洗顔です。
ニキビができにくい肌質になる洗顔とは、肌に負担をかけず、余分な皮脂、汚れや角質だけを落としてくれる洗顔
ということです。
洗顔だけこだわればニキビ跡はキレイになるというわけではありません。
これ以上書くとすごく長くなるので、一回休憩して次のページで、ニキビ跡にオススメのアイテムを紹介していきます。
実は医薬部外品のニキビ用基礎化粧品。どれが効くか選ぶ前に知っておくべきこと