サリチル酸系でニキビケアでニキビが治る効果のメカニズムと向いてる肌質、問題点は?

サリチル酸は、ピーリング系、保湿系と並んでよくニキビケアに使われる成分です。基本的にはサリチル酸という成分は安いということが、これだけ色々なメーカーで主成分として配合されているという理由な気がします。

価格帯的にはドラッグストアで買うことのできる数百円クラスのニキビ洗顔から、高いものだと4000円クラスの洗顔の主成分として使われています。

一応本などを読んで調べてみると・・・

サリチル酸とは・・・

元々サリチル酸は配合量によって肌への作用が変わってくる性質があり、殺菌防腐作用、角質溶解作用があることで有名だそうです。

元々は、医薬品、化粧品、食品などの防腐剤として広く利用されてきた成分みたいです。現在では以前ほど使用されていないそうですけどね。

と解説されていました。

ニキビケア化粧品って通販のページとか見ても、効くのかどうか良くわかりませんし、説明文だけ見て「効きそうだなぁ」と買っても実はこういう成分をきちんと抑えておかないと「買ったのに全然効かない・・・」というなんとも悲しい結末を迎えることになります。

ということで、このブログのテーマである、「配合成分はニキビにほんとうに効くのか?」を評価していくということで、今回はサリチル酸について調べたのでそれについてまとめていきたいと思います。

最初に一応断っておきますが、サリチル酸系のニキビケア化粧品は管理人はあまり好きではありませんし、おすすめしません。それには実際に使ってあんまり効果のある洗顔や化粧水に出会ったことがない事と、他にも理由があります。それについては本ページを読んで頂ければわかると思います。

 

 

サリチル酸は「肌の雑菌の繁殖を防ぎ、角質を柔軟にする働きがある」とよく説明されています。
実際その通りで、よくよく調べてみると、古くなった角質を溶かす事によって、ニキビの毛穴のつまりを予防してしまおう!という目的で配合されている成分です。

 

ニキビケアとしてサリチル酸が使われる目的と効果は大きくこの2つになります。

 

1 角質を柔らかくする働きがある

サリチル酸って医薬品として(皮膚科などに行った時に処方される薬という意味です。)、角質溶解剤として、イボや足のかかとのガサガサを取る目的で配合されているみたいです。

簡単に言うと角質を溶かしてしまうことによって、角質層を薄くすることで柔らかくなるというメカニズムです。

ニキビケアとしては、古い角質を溶かして薄くして角質層を柔軟にすることによって、

  • 化粧水や美容液の有効成分の浸透力を高める目的

  • ニキビの毛穴のつまりや角栓を溶かして予防する

という2つのメカニズムでニキビ予防としてよく使われているわけですね。

 

2 角質を柔らかくする働きがある

サリチル酸は化粧品として防腐効果から、肌のニキビ菌(アクネ菌とも呼ばれています)の繁殖を防ぐことも目的で配合されています。

簡単に言うと洗顔~保湿ケアのあとニキビ菌が繁殖しにくい状態にしておく効果があるということです。

サリチル酸系のニキビケアで、洗顔だけではなく化粧水、激しいものだと美容液までサリチル酸が主成分として配合されているのは、この防菌効果を目的だったりします。

 

 

サリチル酸系のニキビケア化粧品ってどんなものがある?

本当に数えきれませんが、有名ドコロで言うとなんといってもプロアクティブでしょうか。他にもDHCのアクネコントロールシリーズ、思春期ニキビで有名なピュ(piu)シリーズ、市販されているものではクレアラシルなんかが有名です。

サリチル酸は配合されていれば、サイトのどこかにかいてありますし、化粧品の裏の成分表を見ればかいてあります。「ニキビ予防」が強調されているもので安いニキビケア洗顔や化粧水はだいたいサリチル酸系のニキビケアコスメです。

でここからが本題ですが・・・

 

サリチル酸系ニキビケア洗顔や化粧水には副作用がある

実はサリチル酸ってけっこう調べてみると問題のある成分だったりします。

というのもピーリング効果により角質を無理やり溶かすので、非常に刺激が強く、肌が鬼のように乾燥するということです。

使ってみればわかりますが、プロアクティブしかり、DHCしかりですが、サリチル酸系のニキビケアって洗顔した後の肌のつっぱり感が半端じゃありません。
化粧水もほぼ保湿になりません。

そもそもニキビは肌が乾燥するとかなりできやすくなります。これは思春期ニキビも大人ニキビはもちろん、男のオイリー肌でも同じことが言えます。

 

 

オイリー肌ならツッパるくらいが丁度いいんじゃないの?
答えはノーです。

管理人もその点に気づいておけば、今ほどはニキビに悩むこともなかったかもしれません。
肌の乾燥と脂性肌というのは全く別モノです。肌が乾燥しているというのは基本的に肌の奥、真皮が水分不足な状態です。

皮脂は適量であれば、ニキビのできにくい肌を保ってくれるのですが、増えすぎると毛穴につまりニキビの原因になります。思春期ニキビと大人ニキビで効くニキビケアが全然違うのはこういう理由からです。

ちなみに肌が乾燥すると、肌を守ろうとして逆に皮脂が分泌されるようになり、過剰分泌のギトギト肌モードに突入します。管理人は乾燥肌で脂性肌という最悪の肌質です。洗顔でかなり解消されますけどね。

オイリー肌の原因は洗顔による皮脂のとりすぎが原因だったりします。

 

サリチル酸は効かないと逆にニキビが悪化する

サリチル酸は角質を溶かして、毛穴のつまりを解消する効果と、防菌効果があります。
この角質を溶かすというピーリング効果は非常に肌への刺激が強いわけです。

角質を溶かすわけですから(笑) 当然肌もかなり乾燥します。

なので肌が相当強くないと、逆に肌がボロボロになって、ニキビのできやすい肌になってしまうという危険性があります。
管理人もプロアクティブ、DHC、ピュは試しましたが、一時的にニキビが良くなっても、さらにニキビの出来る数が増えてしまいほとんど治らなかったという過去があります。

唯一ファーストクラッシュという洗顔だけはかなりマイルドなので使えるかと思います。(マイルドな分、にきびにはあまり即効性がないという問題も有りますが)

乾燥肌、敏感肌の大人ニキビに悩む人はサリチル酸系は絶対に避ける

高校~大学生の思春期ニキビならサリチル酸系でニキビが劇的に治る可能性はあります。管理人はプロアクティブなどは肌に合いませんでしたが、男の友人に聞いてみたところそこそこ効いたと言っていました。

しかし、肌に合わない人が非常に多く、刺激が強くかえってニキビループにハマってしまうことも多いので、できれば無添加で肌に負担をかけないタイプのニキビケア化粧品を使ったほうがオススメです。
「今あるニキビを治す」というよりも、「ニキビの出来る数を減らす肌を取り戻す」的な考え方のほうが、ニキビ肌ってすぐにキレイになります。

サリチル酸のまとめ

サリチル酸でニキビが治るメカニズム

  • サリチル酸は角質を溶かすピーリング効果がある
  • 肌の防菌効果があり、ニキビ菌の繁殖を抑える効果がある

サリチル酸の副作用と注意点
使った後に超が付くほど乾燥する。使うなら保湿に美容液は必須!

肌への刺激が強く、肌に合わないとニキビが悪化することが多い
角質を溶かして薄くするため、肌が弱くなりかえってニキビができやすい肌になることも
マイルドな使用感のものもあるケド、それだとニキビにあまり即効性が無い

【代表的なサリチル酸系のニキビケアコスメ】
プロアクティブ、DHC、ピュ(piu)、クレアラシル・・・etc

【サリチル酸系が向いている?肌質】
肌の強いオイリー肌、思春期ニキビ、白ニキビがよく出来る人
※正直この肌質の人でも管理人的には、あんまりおすすめしません。

【サリチル酸系がNGの肌質】
乾燥&敏感肌の人、フェイスラインによくニキビが出来る人、25歳以上の女性、大人ニキビ、生理前後のニキビ


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