ニキビ跡を治したいとき、まず知っておくべき大事なこと
はじめに
このページでは
- ニキビ跡がどうしても気になる
- なんとか綺麗に治したいし消したい・・・
- ニキビ跡を治したいんだけど、どんな方法があるのか気になる
という人のために
「ニキビ跡をケアする前にすごく大事なこと、知っておくべきこと」
について解説しています。
管理人も過去にニキビ跡で悩んでいた時期があり、色々失敗もしました。
そういったこともあって、色々と痛い目に合いながら調べたり勉強した上でわかったことについて書いています。
他のページ同様、「きちんとメカニズムを知っておいた方が良い」という考え方から、ちょっと長くなっています。
あなたに時間がないときや、長い文章が苦手で「よみたくなーい」場合は流し読みして、気になる部分があったら読んでみてください。
ニキビ跡をキレイにする方法は、「美容クリニック」か「自分でケアする」のどちらかが基本
「ニキビ跡ってどうやったら治るんだろ・・・」
「どの方法が一番すぐにきれいに消えるんだろう・・・」
と管理人も以前悩んでいました。
色々調べたり体験してたどり着いた結論なのですが、ニキビ跡をケアする方法は2つしかありません。
一つ目は、美容クリニックでピーリング治療やフラクショナルレーザーを始めとするレーザーでの治療。
二つ目は自宅で基礎化粧品で地道にケアする方法です。
それぞれ、良いところがあって、どっちがいいかは人によります。
管理人は自宅で基礎化粧品で地道ケアコースを選びました。それで今では肌もきれいになっていて後悔はしていません。
美容クリニックや美容皮膚科でのニキビ跡治療と、自宅で基礎化粧品を使った地道ケアの違いについては、ちょっと長いので他のページで解説しています。(このページの一番下で紹介しています)
まずはニキビ跡がキレイになっていくメカニズムについて解説していきたいと思います。
ニキビ跡をキレイにするのは、あくまでも「肌の再生力」
ニキビ跡を治すのは、基礎化粧品や薬ではなく肌の再生力です。
これはすごく大事なことなので覚えておいてください。
美容クリニックでの治療でも、肌の再生(肌のターンオーバー)をわざと早めるというのが基本的な治療方法です。
もちろん基礎化粧品の中にも、ニキビ跡に効果の期待される成分が配合されているものもあります。
しかし、それは「これを付ければ赤い色素沈着ニキビ跡や凸凹クレーターニキビ跡がすぐに消える」というものではなく、あくまでも
「ニキビ跡を肌が持つ再生力でキレイにしようとするのを助けるもの」
だということは覚えておいてください。
そうしないと、広告や口コミに踊らされて余計に肌が荒れてしまうコースを突き進んでしまいますので。
(管理人はそれで何度も痛い目にあいました。)
ニキビ跡を完全に治すにはどんな方法でも半年〜一年はかかるというのは、肌の再生には時間がかかるからなんです。
早く治そうとすればするほど、ニキビ跡も薄くならず、かえって肌が荒れてニキビができてしまうという悪循環におちいります。
あせらずにじっくりケアしていくのが結果的に一番早く肌をキレイにすることにつながるということだけは覚えておいてください。
ここまで、
- ニキビ跡のケア方法には「美容クリニックや美容皮膚科に行くか?」か「自宅で地道に基礎化粧品と生活習慣の改善でのケア」の2つがある
- ニキビ跡を完全に消したり、キレイに治すには時間がかかること
について書いてきました。
ここから大事な話になります。
詳しいニキビ跡のケア方法は、他のページで解説していますが(このページの一番下で紹介しています)、ニキビ跡をキレイにするには、まず肌の状態を落ち着けることが何より大事、というおはなしです。
ニキビのできない健康な肌を維持しないと、ニキビ跡はきれいにならない
ニキビ跡は、どんな方法でも治すのにどうしても時間がかかります。
肌のターンオーバーを繰り返すことでしかキレイにならないからです。
なのでニキビ跡は、肌が健康で皮脂と水分のバランスが取れていて、肌のバリア機能が正常に働いていれば自然とキレイになっていくものなんです。
それを多少早めたり、サポートするのがニキビ跡ケアの目的です。
一番大事なことは、実はニキビ跡ケアそのものではなくて、「ニキビが新しくできない。仮にできてもすぐに治るような強い肌の状態を維持すること」なんです。
肌の状態が悪かったり弱っていたりすると、肌の再生が正常に行われないだけではなく、ニキビがまた新しくできます。
これがまたニキビ跡に発展する・・・というスパイラルになると一気に肌が荒れます。
とにかく皮膚の状態を少しでも早く正常に戻して、肌のバリア機能を正常な状態にしてあげる必要があるんです。
ニキビができるという時点で、角質層の水分と油分のバランスが崩れて、肌のバリア機能が弱まっているか、機能していない証拠です。
この状態だとニキビ跡はもちろん、普通のニキビでさえも治りにくい状態です。
ニキビ跡を確実に早くキレイに治したいなら、まず肌質の改善&肌の調子を良くすることを必ず大事にしてください。
「凸凹クレータータイプのニキビ跡」と、「赤みの残る色素沈着タイプのニキビ跡」のケア方法の違い
ニキビ跡には大きく分けて2つの種類があります。
肌が凸凹しているクレーター型ニキビ跡と、ニキビの炎症のような赤みがそのままニキビが治った後も残る色素沈着タイプのニキビ跡です。
美容皮膚科での治療と費用のかかり方は「治療するクリニック」によって多少変わる
美容皮膚科や美容クリニックで治療するとき、管理人が調べた限りはニキビ跡の種類によって治療の価格が変わったりすることはそんなにありません。
皮膚治療の世界も派閥があるようで、治療方針や使用する機材にも若干違いがあるので、価格や治療方法は「どのクリニックや医院で治療をするか?」で変わってきます。
(ニキビ跡治療は保険適用外なので、どれだけ安くても、最低でも20万円はかかるとみておいた方が良いです。)
基礎化粧品でのニキビ跡ケアは、使うべきものが種類によって変わってくるのに注意
自宅で基礎化粧品で地道ににケアする場合は、有効成分がニキビ跡の種類によって変わってきます。
なので、色素沈着ニキビ跡とクレーターニキビ跡ではちょっと使うべきものが変わってくることには注意です。
それぞれで、有効な成分が若干変わってくるんです。(色素沈着ならビタミンC系、クレーター型ならヒアルロン酸やプラセンタなどの保湿美肌系がオススメなど)
ただ「肌質の改善、肌を良い状態で維持ししておくこと」が大事なことに変わりはありません。
詳しく知りたい人は他のページで解説しているので、ページの一番下の紹介を見てみてください。
どんな方法でもニキビ跡を完全にキレイにするには時間がかかる
美容クリニックなどでにニキビ跡治療も、基礎化粧品でのケアもどちらも時間がかかる
その理由は、肌がきちんと正常に再生していくことでキレイになっていくものだから
だから色々やってニキビ跡を消すことよりも、「肌を健康で強い状態を維持しておく」ことが、ニキビ跡をキレイにするいちばんの近道
というお話でした。
ネットでは情報が多く、これを使えば「ニキビ跡が消える!」と言ったものも多く見かけます。しかし、そういうわけではないんですよ
というおはなしでした。
ニキビ跡レーザー治療を受けるのはちょっと待って!費用やリスクを冷静に分析!