BG(化粧品成分ブチレングリコール)の効果|肌への影響は?
BGの働き、効果は「保湿」、「抗菌」の2つ
BG(ブチレングリコール)の特徴はなんといっても肌に低刺激で保湿と抗菌ができるということです。
天然成分ではないのに、低刺激なのが人気の秘密だったりします。
抗菌作用
肌への抗菌」と言うよりはどちらかと言うと化粧品自体の抗菌で使われることが多いです。
(保湿目的と兼ねているんですね。)
俗にいう防腐作用ってやつですね。
保湿作用
保湿成分としてグリセリンとよく比較されますが、BG(ブチレングリコール)のほうが使用感がさらっとしています。
テクスチャーはこういった成分で調整しているわけですね。
草花木果どくだみなんかはさっぱりタイプとしっとりタイプがありますが、しっとりタイプではBG(ブチレングリコール)が使われています。
使い比べてみるとわかりますが、BG(ブチレングリコール)が入っているとやはり保湿力はかなり上がります。
肌に悪影響が無いのがなんといっても魅力ですよね。
抽出したエキスの刺激を和らげる効果
「プラセンタエキスとか○○エキス抽出!!」みたいな化粧品って多いですよね?
実はああいうエキスってアルコールを使って抽出しているので、肌への刺激が多いことが結構あります
アルコール系成分が苦手な人もいますしね。
管理人もわりと苦手です。
そこで肌への刺激を中和する目的でBGを使って抽出されることがあります。
BGで抽出すると、軽くトロミの付いた保湿効果も出てくるので、管理人は○○エキスの場合は密かにこのBGに注目していたりします。
BG(ブチレングリコール)のその他豆知識
BGは結構幅広く使われている成分です。
少し前まではブチレングリコールと呼ばれていました。
最近は化粧品の成分表記の変更でBGと表記されるようになっています。
専門的な話をするとアセトアルデヒドを合成して得られる多価アルコールに分類されます。
防腐剤と併用することで製品を腐りにくくする働きもあります。
皮膚に対する刺激がなく、適度の抗菌力と肌をしっとりとさせる保水性目的で配合されることが多いです。
同じ働きをするグリセリンよりもべたつきが少なく、さっばりとした使用感が特徴です。
保湿剤や香料の保留剤としても使われています。
【よく使われる用途】
化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、UVケア化粧品、歯みがき
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