酸化防止剤、タール色素は肌が荒れる?
酸化防止剤や殺菌防腐剤は皮膚炎の原因になることも・・・
油分を含む化粧品は腐ったり、変質したりしやすいので、それを防ぐために加えられるのが酸化防止剤、殺菌防腐剤です。
実際にほとんどの化粧品で油分は必須の成分なので、どうしてもよく使われてしまうんですよね。
酸素と結合させ、まわりの物質の酸化を防ぐ物質が酸化防止剤。微生物が繁殖しないように殺し、腐敗を防ぐ物質が殺菌防腐剤です。中には接触性ヒフ炎の原因となっている物質もあります。
着色料なんかも肌に大きな負担をかけます。
着色料には、化学合成による合成着色料と天然系着色料があります。代表的なのが合成着色料の代表が石油タールから合成されたタール色素です。
タール色素には発ガン性や催奇形性などが確認されているという怖いデータもあるようです。
天然着色料でも安全というわけではない?
天然系着色料は、動植物から抽出するものなど原料はさまざまですが、中にはまだ安全性が十分確認されていないものもあります。
というわけで天然系だから必ず安全ともいい切れないんですよね。
他にも紫外線を吸収して、ヒフヘの透過量を少なくするのが紫外線吸収剤などがありますが、天然成分では効果があまり期待できないため、化学薬品を使用しています。
これは多くが防腐剤、タール色素と同系統の化合物で毒性がある、フェノール類の化学物質が多く使われています。
香料はほとんどが合成香料です。成分表示には「香料」としか書かれていないので、具体的に何が使われているのかわからないところがないのが厄介なところだったります。
なかには、接触性ヒフ炎、アレルギー反応の原因物質もあれば、変異原性、発ガン性が疑われているものもあります。
毒性添加物といっても、バリア機能が働いている肌ではトラブルを起こさない毒性もあります。しかし、バリアが壊れていると水分が蒸発し、これらの毒性添加物を受け入れやすくなっていますから、バリアを壊す合成界面活性剤には注意する必要があるのです。洗顔、洗髪剤に使われている窒素化合物(~アミン、~アミドなど)、リン酸化合物は人体への悪影響が`き配される物質です。
基本的にニキビ肌の人は(ワタシも含めてですが)肌のバリア機能が弱まっているので、こういった成分は基本的に避けるのが鉄則です。
無添加のものを選んでニキビケアしていくのが必須となります。