安い市販のニキビ基礎化粧品と高いのは何が違う?安いのはできれば避けたほうが良い理由

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安いニキビ化粧品と高いものはいったい何が違うの?について書いています

市販されているものから、ネットで通販で売られているものまで、ニキビケア基礎化粧品は本当に色々なものがあります。

「なんかHPを見ると胡散臭かったけど、使ってみたらすごく効いた!!」というものや、「口コミが良かったのに、使ってみたら全然効かないし・・・・」というものまで本当に色々あります。

管理人は、色々使って失敗してきて悟ったことがあります。

それは

「普段数百円のコスメしか使っていない人でも、ニキビができている間くらいはちょっと背伸びして良いものを使った方が肌はキレイになる」

ということです。

ニキビができている時点で、肌のバランスが崩れているorすごく弱っていることの証拠です。

何をやってもニキビができないキレイな肌の人っていると思うんですけど、彼ら彼女達とは私たちは肌の強さが違うんですよね。残念なんですが。

なので、彼女たちが「化粧品なんて安いので十分でしょ?」って言ったところで、それはあなたの話でしょ!っていうことであって、私たちはちょっとこだわる必要があるんです。

では高いのと安いのは何が違うの?という話なのですが、簡単に言うと肌への刺激の強さが全然違います。

化粧品の肌への刺激が大まかには値段によって違う理由は、化粧品を安くつくるための添加物がどれだけ配合されているかによって変わってきます。

具体的に肌に刺激が比較的強いとされている成分として

  1. 石油系界面活性剤
  2. 防腐剤などパラペン
  3. 鉱物油
  4. アルコール

の5つがあります。

そもそも日本の化粧品の成分に関する基準は厳格で、これらの成分が絶対に避けるべきというほど危険というわけではありません。

ただ、いつもニキビができているニキビ肌の人はもちろん、月経や生理後にちょこっとニキビがある状態の人は避けた方が良いのは間違いありません。

その理由は、ニキビができるという時点でかなり肌が弱っているという証拠だからなんです。

ここから、できればニキビ肌の人が、化粧品でニキビケアしていく上で避けた方が良い成分について簡単にまとめていきたいと思います。

これらは、日本の厳格な基準が適用された安全な成分であり、メリットもあって使われている成分なのは間違いありません。

肌への相性もあるけれども、本当に肌のことを考えるならできるならこういう側面もあると知った上で、使うべきだという考えから紹介をします。

ちなみに管理人はこれらが含まれている基礎化粧品を使うのは出来る限り避けています。

やはり多少高くともニキビ肌は日頃使う基礎化粧品にはこだわった方が良いですし、実際に肌の調子もかなり良くなっていますので。

1、水と油分を低コストで混ぜ合わせる石油系界面活性剤

化粧品というのは、成分が水分と油分に分かれておりまして、この二つを分離させずに混ぜるということがどうしても必要です。

化粧水や美容液の、水分と油分を合成させるのに使われているのが界面活性剤なんです。

界面活性剤の全てが悪いというわけではなく、石油系界面活性剤が比較的肌に刺激が強いとされています。

特に刺激の高い石油系界面活性剤では、肌に残るだけではなく肌の奥まで浸透して、肌のバリアを破壊するといわれています。

ただ化粧品としてはどうしても必要な成分が界面活性剤です。石油系だけは避けるようにした方が良いです。

界面活性剤に関しては、表記の仕方が曖昧で、HPやパッケージに石油系界面活性剤は使っていないと書いてあるので、それで判断するしかありません。

2、パラペンなど防腐剤

化粧品によっては防腐剤が配合されています。これは容器を開けてから雑菌が繁殖しないように配合されているものです。

防腐剤自体は、肌に若干刺激があるものの、配合しないとすぐに使ってしまわないと逆に化粧品自体がダメになってしまうという問題もあります。

一長一短なのですが、化粧品で特に避けるべき防腐剤がパラペンです。アレルギーを引き起こす可能性がある防腐剤で、一時期話題になりました。

強い殺菌効果があり、ちょっとの配合で化粧品の持ちが良くなることで使われてきた経緯があります。

普通の人が使う分であれば大丈夫ですが、ニキビ肌な私たちはできる限りやめましょう。

最近では、肌に優しくするために防腐剤を入れない代わりに容器を工夫して雑菌が入りづらくしているものもあります。

防腐剤無添加などど表記されていることが多いです。

3、酸化しにくく長持ちする目的で使われてきた鉱物油

化粧水、特に美容液の話なんですが、軽めのテクスチャーや重めのテクスチャーのものなど、いろいろな使用感のものがあります。

これって実は、すべてオイルなんです。使うオイルの種類によってテクスチャーや効果効能が変わってきます。

使うオイルの種類を変えたり、量を調節することで美容液や化粧水を開発しています。

で、実は「どんなオイルを使うか?」に化粧品メーカーのこだわりが隠されていたりします。

美容液だけではなく、クレンジングオイルやベビーオイルなどにも鉱物油は使われていますが、ミネラルオイルなどと謳われているとそれは鉱物油です。ワセリンなども鉱物油の一種です。

もともとは酸化しにくく、長持ちすると言うメリットがあって鉱物油は使われてきたのですが、シミやくすみの原因になると言われており、肌への優しさのことを考えると植物油の方が良いとされています。

4、アルコールやエタノール

アルコールやエタノールは、水や油に溶けにくい成分などを化粧水などに浸透させるのによく使われています。

肌に残った皮脂や汚れを浮かして取りやすくしたり、肌を引き締めたりする効果もあります

ちなみにアルコールやエタノール自体はそんなに敏感になるべき成分ではありません。

ただ、敏感肌で普通の化粧水だとピリピリしたり赤くなったりして使えない、という人の多くはアルコールとエタノールが原因のことが多いんです。

ニキビができているということは当然肌の機能が低下して敏感になっているので、できるならない方が安心して使えます。

安いものほど、化粧品のモチの良さを重視して肌に刺激が強い作りになっている

良いところも悪いところもあるんですが、市販されてプチプラな基礎化粧品ほど、肌への優しさを犠牲にして、開封してからのモチの良さを重視して作られています。

ワンランク上の高価な基礎化粧品ほど、肌には低刺激で優しいけれども、開封後は1ヶ月で使い切る必要があるなどの制限があります。

高い=良いというわけでは決してないのですが、高い基礎化粧品ほど、独自の技術を使うことで、成分の肌への浸透力が高かったり、成分自体が他のメーカーでは取り扱うのが難しく効果がある傾向があります。

いつも高級な基礎化粧品を使うのはお財布的にしんどいです。。。

ただ、ニキビができている間は、いつもよりワンランク上のものでケアしてみることをオススメします!