アクレケアの成分&メカニズムと使う時の注意点を解説【ニキビ跡に】
アクレケアを一言で言うと
高級なニキビ跡ケアに特化した美容液
です。
ニキビ跡に特化したコスメアイテムは少ないですが、アクレケアは色素沈着型の赤いニキビ跡ケアと凸凹クレーターニキビ跡に特化した美容液です。
管理人は、ニキビケア化粧品をプチプラクラス、コスパバランスクラス、高級クラスで分けていますが、これは高級クラスです。見てもらえればわかると思いますが、なにせ価格が高いです・・・
このページでは、管理人なりに「どういう肌質やニキビならアクレケアが肌に合う可能性が高いのか?」について、アクレケアのメカニズムや成分などを見ながら解説していきたいと思います。
すでにニキビで傷んでいる肌に負担がかけずケアできるのがイイところ
管理人がアクレケアで良いと思う点は、なんといっても合成香料、着色料、鉱物油、あと一番避けたほうが良いシリコンなど肌への刺激物がほとんど配合されていないということです。
これらが配合されているのがすべて悪い化粧品なのか?と言うわけでもないのですが、肌に避けたほうが良いこういった添加物&成分がラベルからでは私達では判別できないのが現状です。
ニキビができている時点で、肌は相当弱くなっています。なので肌に有害とまでは言わなくても、避けたほうが良いのは間違いありません。ただ、こういう肌によろしくない成分を配合していないニキビ用の化粧品って価格が高いものが多いんですよね。作るのが大変なので。
肌に負担がかからないものって使い続けるほど、違いが出てきます。ニキビのできる数が地味〜に少なくなってくるんです。
そういった意味でアクレケアは高いんだけど、ニキビ肌のためにこだわって作っている高級アイテムです。プチプラアイテムとは全く違うので、その点だけ注意です!
次はアクレケアの他とは一味違うニキビやニキビ跡への有効成分について書いていきます。
アクレケアの成分配合は美白x炎症止めx美肌成分
アクレケアの成分を主に、美白成分xニキビの炎症x美肌成分を和らげるという3つに分けられます。
ある意味とってもシンプルなのですが、すごいのは他の化粧品と違い、成分の原材料にこだわっているところなんです。
その1アルブチン&ビタミンC
アルブチンの美白作用は有名です。シミやくすみの化粧品でよく使われています。
シミやくすみのもとになるメラニンが活性化する時に起こる酵素チロシナーゼとチロシンの結合を抑えて、メラニンの発生を防ぐことでニキビ跡になることを防ぐというメカニズムです。
メラニン色素は日焼けによるシミやくすみだけではなく、色素沈着の赤いニキビ跡の原因でもあります。
ニキビ跡の原因となるメラニンの定着を防ぐというのがこの「アルブチン」や「ビタミンC」という成分の目的です。
正確な言い方をすると、新しいニキビがこれ以上ニキビ跡になるのを防ぎ、今あるニキビ跡は肌のターンオーバーによって、確実にきれいにしていくことを目的とした成分です。
甘草エキスから抽出されるグリチルリチン酸2K
これもニキビケアでは定番成分です。できてしまったニキビの炎症を和らげたりする漢方由来の成分です。
若干肌に刺激がある成分ですが、できてしまったニキビをケアすることのできる成分の中ではかなり低刺激な部類です。
(一番強いのがサリチル酸やグリコール酸など殺菌成分)
グリチルリチン酸2Kが入っていれば何でも効くというわけではないのですがこれが配合されているのといないのでは、ニキビが悪化しづらくなります。
美肌保湿力がかなり高いの月下香(げっかこう)
月下香とは、ヒアルロン酸の10倍の保湿力の最近高級化粧品で使われるようになった化粧品成分です。
チューベロースと呼ばれることが多く、月夜に花開くといわれるチューベロースの花弁から抽出される成分です。つけると、肌の表面に薄い皮膜を形成して、肌の保水と保護を果たしてくれるという優れた成分なのです。
角質層の奥まで届く性質があり、肌の内側から保湿&肌表面のバリア効果と合わせて長時間保湿効果を実感できるということで注目されています。
高級スキンマスクで使われているのを時々見かけますが、月下香がニキビケア系の美容液で使われているのではアクレケアが初めてです。ヒアルロン酸もそうなのですが、保水性の高い成分は凸凹タイプのクレーターニキビ跡に○です。
凸凹クレーターに効果が期待できる卵殻膜(らんかくまく)
最近美容でも見られるようになった卵殻膜(らんかくまく)ですが、これもともと卵の殻の内側にある皮膜(ひまく)のことなのです。古くはお相撲さんがケガを早く治すために傷口に卵殻膜を張っていたことで、実は由緒ある成分なのです。
最近になって注目された理由が、18種類のコラーゲンとヒアルロン酸で構成されており、肌の再生を促すからなのです。卵殻膜が再生するのが赤ちゃんのようなプルプル肌なのです。赤ちゃんの肌はコラーゲンI&III型(コラーゲンにはI〜III型がある)が70%を占めています。
ちなみに卵殻膜はメッシュ構造のため、食べても効果は全くありません。最近になって東京大学が粉末化によって体内や皮膚から吸収できる構造にすることに成功してから注目されたという経緯があります。
卵殻膜の力で、ニキビが治ることなく傷ついた凸凹クレーターニキビ跡の補修をしてくれるというメカニズムなのです。
アクレケア、気になる使用感&効果は?
テクスチャーはとろみのある使用感です。化粧水と美容液の中間くらいの感じで肌なじみも良いです。匂いも特にありません。
つけると、肌がモチっとした感じがします。真冬でもなければ、化粧水なしでもいいんじゃないかな?という感じはします。
付けた時の刺激は管理人には感じなかったです。友人にも付けてもらったけど、刺激はないと言っていました。成分的にも刺激の強いものではないので、当たり前なんですが・・・
一応一本使い切るまで使った感想としては、普通に良いアイテムです。つけてそのまま寝ると次の日の朝肌の調子も良いですし。管理人はレビュー&お試し用に定価で買って使いきりました。
脂性肌の人から乾燥肌の人まで、使いやすいクセのないアイテムです。
色素沈着の赤&茶色いニキビ跡やクレーターを治すには時間がかかる
これ本当に大事なことなんですけど、ニキビ跡を治すのって本当に時間がかかります。なので、「ニキビ跡に良さそう・・・これを使えば明日にでもニキビ跡が綺麗になるかも・・・」とアクレケアを買うのは「ちょっとまって!!」と言いたいです。
ニキビ跡はすぐに治りません。どうやっても時間がかかるものなので。
これに気づくのに管理人は時間がかかり、かえって肌を痛めつけるようなことばかりしていた時期があります。
ニキビ跡、特にクレータータイプは、きれいにするのに2〜3か月の時間がかかることだけは、はっきりと覚悟しておいたほうが良いです。
それをあらかじめわかっておかないと、なかなかキレイにならないので、ストレスがたまるんですよね。
で変にいじってニキビができたり、変な化粧品使って逆に肌が荒れて・・・のループになりやすいので、そのことだけは覚えておいてください。
ニキビはきちんとケアをすれば治るんですが、ニキビ跡は皮膚科に行っても、美容クリニックの治療を受けても何をやっても綺麗になるのに最短で2〜3ヶ月はかかります。
ただ、最近では昔と違い、化粧品の浸透技術や成分抽出技術が上がってきたおかげで、基礎化粧品でも地道にケアをしていけば、綺麗にできるというアイテムも出てきたということです。
それでも時間がかかるということはわかった上で使わないと、変なものを使って逆に悪化させることになりかねません!(管理人がそうでした涙)
アクレケアは自宅でニキビ跡ケアのできる基礎化粧品としては良いアイテムだと思います。
ホント・・・地道に頑張るしかありません!
アクレケアのまとめ
使用感にクセはないので肌質は選びません。洗顔後に化粧水代わりに使う形でもいけますが、理想は化粧水→美容液→アクレケアです。
美容液としての機能はかなり高機能なので、手持ちの化粧水でお気に入りのものがあればそれを使うと良いでしょうし、お財布的に苦しければ数百円のプチプラ系の化粧水をうまく併用しても良いと思います。
凸凹のクレーターニキビ跡ケアのために開発されたようですが、成分を見ると大人のニキビケアにも効果のある成分配合になっています。
今あるニキビを抑えながら、ニキビのできない肌にすることを重視して設計されている印象です。
皮膚科や美容クリニックで、クレータータイプのニキビ跡治療を受けるとなると、ケミカルピーリングやらフラクショナルレーザーで数十万円の治療費と半年以上の治療期間がかかります。
繰り返しになりますが、ニキビ跡はどうやっても治すのに時間がかかります。使って1ヶ月で治るとかないので、地道にケアしていくしかありません。
注意点は定期購入なことくらいです。定期購入系のキャンペーン、管理人はあまり好きではありません。
ただニキビ跡はすぐに治るものではないので、これくらいの期間は必要なのも事実です。
成分やメカニズムから見て、ニキビ跡への効果が実感できるのは1ヶ月経つくらいです。と考えると、やっぱり2.3か月は使い続けないとわからないのかなぁ・・・という気もしています。ニキビではなくニキビ跡なので。
ちなみにクレーターニキビ跡をケアできるものってなかなかありません。
実際に使ってみてアイテムのすごくレベルは高く良いアイテムなので、ニキビ跡に悩んでいるならキャンペーンに参加してみてください!