水洗顔がニキビに良い理由は肌に刺激を与えないから。じゃあ石鹸を使う意味は?
ニキビに悩む人であれば誰しもが聞いたことのある水洗顔。
水洗顔というのは、「洗顔石鹸や洗顔フォームなどを一切使わずに、水だけで洗顔すること」を言います。
管理人もメイクをしない日などは水洗顔で済ますことがあります。頻度的には1〜2週間に一回です。
結論から言うと、オイリー肌や乾燥肌の人にとっても、水洗顔はニキビが治らない人にとっては意外とアリな選択肢なんです。
ニキビケアに特化した洗顔フォームや、洗顔石鹸自体にニキビに有効な成分や美肌成分が配合されているので、そういうのを使った方が良いんじゃないの?と思いがちです。
にもかかわらず、「ニキビが水洗顔で治った」「化粧品を使うのをやめたら、ちょっと良くなった」という人が出てくるのには、実はちゃんとした理由があります。
知らない人のための「正しい水洗顔の方法」
32度以下のお湯でこすらずに、何度もすすぐように優しく洗います。それ以上の温度だと、肌の油分を取りすぎて乾燥したり、肌に負担をかけてニキビが悪化する場合もあります。
ただし、メイクなどをしていた時や、汗を特にかいた日などは、クレンジングも含め、水だけで済ますのは絶対にやめたほうが良いです。毛穴に詰まって炎症を起こす原因となりますし、肌がリラックスできず、寝ている間に肌が弱ってしまいますので。
水洗顔でニキビが良くなる理由は、洗顔による肌への刺激がなくなるから
他のページでも解説していますが、実は洗顔石鹸や洗顔フォームで洗顔すること自体に肌に負荷がかかります。
これは低刺激なことを宣伝されて有名なビオレなど弱酸性系の洗顔フォームでも同じです。
どんな洗顔フォームや石鹸を使っても、大なり小なり肌に負担がかかってしまうんです。
肌に負担がかかるということは、「ニキビを防ぐ肌の力」と「ニキビを治そうとする肌本来の力」の両方が弱まるということです。
水洗顔にすると、この負担が限りなくゼロに近づきます。
なので、日頃から刺激の強い洗顔フォームや石鹸を朝昼晩三回&ロクに化粧水や美容液でケアをしていない状態だと、日常的にかなりの負担が肌にかかっています。
これが原因で、ニキビがいつまでたっても治らない&次から次へとポツポツ出来るという状態から抜けられないという落とし穴にハマってしまう人も多いんです。
(管理人もそれにハマったこともありますし、友人にも結構いました。)
洗顔することで、肌に負担をかけすぎている人が水洗顔に切り替えると、一時的にニキビがかなり治ります。
理由は、洗顔による肌への負担がなくなり、肌のバリア機能が回復することで、ニキビができにくく&回復するからです。
これが水洗顔がニキビに良いと言われている理由です。
なので、水洗顔に切り替えてニキビが良くなる人がいる反面、そうでない人もいます。
それは日頃のケアの仕方であったり、年齢や肌の状態、ニキビの種類によるので、水洗顔でニキビが良くなるかどうかにはかなり個人差があります。
ピーリング系&殺菌効果が強い洗顔で効果がイマイチな人は、水洗顔試す価値あり
「じゃあ、洗顔石鹸や洗顔フォームはどれも刺激が強いのか?」と言われるとピンキリなのですが、高刺激タイプで代表的なのが、主にピーリング系や殺菌効果が強く謳われている洗顔石鹸です。
成分名を出すとサリチル酸やグリコール酸、AHA系の洗顔フォームや石鹸です。
これらは元々は、ケミカルピーリングという皮膚治療の原理を化粧品に応用しています。
サリチル酸やグリコール酸、AHA系のニキビケア自体が、もともともアメリカで大流行りしたニキビケアをそのまま日本でも展開しているという側面もあるので、刺激が強い以前に、日本人の肌に合わないという人が多かったりします。
ピーリング系や殺菌系は、肌に負担がかかるので洗顔後に化粧水や美容液でしっかりケアをしないと、(よほど肌が強くないと)かえってニキビに逆効果になる場合があります。
なので、ピーリング系洗顔フォームや殺菌系の成分が強い洗顔石鹸が肌に合わない人が水洗顔に切り替えたら、一時的に肌が良くなったという人は少なくありません。
【ちょっと脱線】ケミカルピーリングって何?
皮膚の古い角質を薬品でわざと溶かすことで、肌にあえて負荷をかける。そうすると、皮膚が傷ついたと勘違いをして、肌の修復がいつもよりも速いペースで行われ、肌のターンオーバーを促すというメカニズムです。
肌にかける負担がすごく大きいため、美容クリニックなど専門医がやらないと、肌が凄まじく荒れてしまうという伝統的な欧米のニキビの治療方法です。
洗顔フォームや石鹸、化粧水でも配合されるようになりましたが、皮膚の角質を溶かす薬品自体はかなり薄めて配合されていますが、欧米人よりも肌がキメ細やかで繊細な日本人に刺激が強すぎるという人が多かったりします。
DHC、クレアラシルなどは殺菌成分が強め、プロアクティブはピーリングと殺菌成分の両方が強めのニキビケアです。
悪いというわけではないのですが、比較的肌が乾燥しやすく刺激が強いので人を選びます。
数百円のプチプラ洗顔フォームで治らない人も数日間は水洗顔を試す価値あり
もう一つ注意なのはプチプラ系の洗顔フォームです。
肌の綺麗な芸能人などは、あれだけ生活リズムがグシャグシャの生活をしていますが、肌荒れってほとんどないですよね。
あれは良い化粧品を使っているからなんです。プチプラ系アイテムも使い方次第ではコスパも良いですが、個人的にはプチプラ系の洗顔であれば水洗顔で良い気がしています。
というのも石油界面活性剤という化粧品の油分と水分を合成するために使われている添加物が、肌にあまり良くないからなのです。
これは洗顔フォームだけではなく、化粧水や美容液、乳液にも言えることです。
洗顔は、思っている以上に肌に負担をかける行為です。いかに肌への負担を減らし、汚れを落とすか?が良い洗顔石鹸の条件です。
プチプラ系洗顔は、汚れは落ちにくく、肌への負担は大きいという、ニキビ肌の人にとってはこれ以上ないほど不向きなアイテムなんです。
ニキビ肌でない人は大丈夫なんです。なぜなら肌が弱っていないor強いので。
ニキビ肌な私たちは、本来洗顔はワンランク上のものを使わないといけないんです。
水洗顔だけだと、肌の汚れは落ちない
「じゃあ水洗顔で良くない?」
という風になりがちなんですが、水洗顔だけだと、多分そのうちニキビができ始めると思うんです。管理人や友人もそうだったので。
水洗顔だと、肌に負担もかかりませんが、その代わりに汚れがほとんど落ちないんです。
肌の汚れが落ちないと、それは毛穴のつまりや、肌にストレスを与えることになるので、それはそれで良くないことなんです。
困ったことに、ピーリング系や殺菌成分の強いニキビケアって安いんですよね。プチプラ系ニキビ専用洗顔フォームとか、ほとんど刺激の強い殺菌系ですし。
刺激の強いものを、週に3回だけ使って残りは水洗顔・・・とかでも良いと思います。
しかし管理人的には、これを機会にちょっと背伸びしてワンランク上のものを使ってみてほしいです。
全然洗い上がりが違いますし、何よりも肌に合うと朝起きた時の肌質やニキビの治り方が全然違います。
管理人的は、ニキビケアと名のつくものは一通り試していますが、まだ使ったことがないなら是非一度ルナメアACは試してみてほしいです。
お試しで1000円で、リピ買いもコスパがよく、管理人はもう何回買い直したかわからないほどお気に入りのニキビケアラインです。
肌に合う合わないはあるのですが、ルナメアACの良さについては↙️別ページで熱く語っていますので、ニキビが治らない&何を使えば治るのかな・・・と悩んでいるようでしたら読んでみてください!
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