化粧品に含まれる肌に危険な防腐剤、酸化剤を調べてみました

BHA

BHAはブチルヒドロキシアニソールと呼ばれ、酸化防止剤
酸化防止剤
【配合製品】化粧水、乳液、クリーム、UVケア化粧品、洗顔料、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、マスカラ、メイクアップ化粧品

敏感肌の人には刺激

水に溶けず、多価アルコール類やオイルに溶ける。石油に対する酸化防止剤として開発され、油脂に対して強い酸化防止効果がある。より効果的な酸化防止作用を目的にBHTなどほかの酸化防止剤と併用される。耐熱安定性がある。鉄塩では着色しないが、紫外線照射で着色することがある。敏感肌の人は、刺激、アレルギー反応を起こす。安全性などから使われない方向にある。無色~黄褐色結晶やかたまり、または自色の結晶性粉末。わずかに特異なにおい、刺激性の味がある。

毒性添加物、指定成分、アレルギー

BHT

【用途/形状】酸化防止剤
【配合製品】化粧水、乳液、クリーム、美容液、UVケア化粧品、洗顔料、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、メイクアップ化粧品

酸化防止剤でよく使われる

鉄塩では着色しない。耐熱安定性がある。安価なので多くの化粧品に酸化防止剤として使われている。効果を高めるためほかの酸化防止剤と併用もされている。安全性には十分考慮する必要がある。無色の結晶や白色の結晶性粉末、またはかたまり。においや味はない。BHAとほぼ同程度の酸化防止力をもつ

クエン酸

【用途/形状】キレート剤 pH調整剤 酸化防止剤有機酸
【配合製品】化粧水 乳液 基礎化粧品 ボディツープ 歯みがき

肌のphを調整する働き

天然に広く存在する有機酸の一種。レモンやミカンなどの柑橘類に含まれている酸味成分。でんぶん質などの精質を醗酵させて製造し原料にしている。生体内でも重要な役割をはたしている成分で安全性が高く、食品添加物としても使用されている。酸化防IL剤、収れん剤として、肌のpHを調整し肌の健康を目的とした幅広い化粧品に配合されている。肌のキメを整えるため、化粧水には欠かせない。無色透明の結品、粒、かたまり、または自色の結晶粉末。

EDTA

【用途/形状】キレート剤、殺菌防腐、酸化防止、脂肪臭除去、歯石軟化、アミノ酸誘導体
【配合製品】化粧水、洗顔料、石けん、基礎化粧品、シェービングクリーム

石鹸や化粧水を透明にする働き

エチレンジアミンとクロロ酢酸ナトリウムより合成されるエテレンジアミン四酢酸。さまざまな原料に含まれる微量の金属イオンの変色や沈澱などの品質劣化防止、また安全性を保つのに利用されている。少量で十分な効果を発揮するのが特徴だが、ヒフヘの刺激があり、アレルギーを起こす。石けんや化粧水を透明化させるためにも配合されている。

毒性添加物、指定成分、アレルギー

クエン酸Na、クエン酸ナトリウム

【用途/形状】緩衝剤 キレート対 pH調整剤 酸化防止剤
【配合製品】化粧水乳液 パック

水に溶けやすい。クエン酸を炭酸ナトリウムで中和して製造。pH調整作用、金属イオンによる沈澱防止作用、保湿作用などさまざまな働きをもつ。多くの化粧品に配合されている。無色の結晶または自色の結品性粉末。においはない。

グリシン

【用途/形状1緩衝刺 皮膚コンディショニング剤ヘアコンディショニング剤 爆衝作用 キレート作用 酸化防止作用 血行促進性 中性アミノ酸
【配合製品】化粧水 手し液 クリーム 洗顔料 石けん 基礎化粧品 ヘアトニック ヘアローション整髪料 頭髪用製品 歯みがき

配合成分と相性がよい

水に溶けやすい。グリシンは不せい炭素原子をもたないアミノ酸。解毒作用や強い血管拡張作用がある。栄養剤、11酸剤、解毒剤として医薬品に、食品には調味、保存料として使用されている。保湿効果が高く、血行促進作用、抗菌作用、酸化防止作用がある。多くの化粧品配合成分との相性もよい。自色の結晶または結晶性粉末。においはなく、味は甘い。

グレープフルーツエキス

【用途/形状】防腐剤、皮膚コンディショニング剤、保湿性、殺菌性、皮膚柔軟化性、着香性
【配合製品】化粧水、クリーム、パック

保湿&肌のキメを整える

ミカン科植物のグレープフルーツの果実から得られるエキス。成分には、精油、ビタミンや炭水化物などが含まれている。保湿や収れんなどヒフにうるおいを与えキメを整える作用がある。淡黄色の液体。わずかに特異臭がある。

サリチル酸Na

【用途/形状】変性剤、防腐剤、殺菌防腐剤、止め
【配合製品】化粧水、パック

角質層を柔軟にさせたい

酸性の成分で、角質溶解剤や防腐剤として使われている。配合量で肌への作用が変わってくる。医薬部外品や化粧品には、雑菌の繁殖を防ぎ、角質層を柔軟にする目的で配合されている。白い針状結晶または結晶性の粉末

サリチル酸

【用途/形状】変性剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤、殺菌防腐剤、ふけ止め
【配合製品】乳液、UVケア化粧品、石けん、 トニック、育毛用トニック、シャンプー、リンス、染毛剤、パーマネント剤、ヘアダイ、育毛剤、頭髪用化粧品

雑菌の繁殖を防ぐ
水には溶けにくいが、アルコールや熱湯には溶ける。配合量によって肌への作用が変わってくる。殺菌防腐作用、角質溶解作用がある。医薬品、化粧品、食品などの防腐剤として広く利用されてきたが、現在では以前ほど使用されていない。医薬品では、角質溶解剤としてや、自癬症、角化症、うおの日、イボなど除去する目的でそれぞれの量が配合されている。化粧品では、雑菌の繁殖を防ぎ、角質層を柔軟にする目的で配合されている。自色の針状結晶または軽質の結晶粉末。

システイン

【用途/形状】ヘアコンディショニング剤酸化防止剤、アミノ酸、還元剤
【配合製品】パーマネントウェーブ液

パーマネントウェーブ液剤でよく使われています

含硫アミノ酸の一種。シスチンが還元されてシスチン結合が切れた形での物質。体内では代謝に重要な役割をはたしている。特に毛髪、ヒフの角質層、爪などを構成するたんぱく質ケラチンには多量に含まれている。また、還元性生体成分のグルタチオンの構成成分。チオグリコール酸と同様にパーマネントウェーブ液剤の第一剤(還元剤)の主成分として使用れている。光沢のある自色板状の結晶。

アレルギー

ジンクビリチオン

【用途/形状〕防腐剤 ヘアコンディショニング剤穀薗剤
【配合製品】ベビーローション ローション ヘアローション ヘアトニック シャンプー 頭髪用化粧品

水には、きわめて溶けにくい。抗菌力、抗かび力があり、ふけ。かゆみを防iLする目的の頭髪用製品に使用されている。自色~黄色の結晶性粉末。

アレルギー、毒性添加物、環境ホルモン、ポジティブリスト

トコフェロール、天然ビタミンE

【用途/形状】酸化防止剤、皮膚コンディショニング剤、保護剤、血行促進作用
【配合製品】化粧水、乳液、クリーム、ベビーローション、ローション、美白クリーム、ヘアトニック、育毛剤、デオドラント剤

ビタミンE作用がある

植物界に広く存在している天然ビタミンE。一般には合成品が使われている。水にはほとんど溶けないが、植物油や有機溶媒には溶ける。医薬品として内服。外用に、食品では酸化防IL剤として使用されている。アルカリの存在に酸化し、暗赤色となる。脂質には強い抗酸化力を発揮する。ヒフの血液循環をよくする働きがある。肌あれを防ぎ、アンチ。エイジングを目的に配合されている。発毛促進剤にも使用されている。黄色~黄褐色の透明な液体(粘性)。においはない。
指定成分、アレルギー

ニコチン酸トコフェロール

【用途/形状】酸化防止剤、皮膚コンディショニング剤、血行促進、血管強化作用
【配合製品】化粧水、乳液、クリーム、美容液、UVケア化粧品、パック、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウ、マスカラ、口紅、ヘアトニック、シャンプー、育毛剤

育毛効果を期待する

ビタミンE誘導体のひとつ。脳動脈硬化症、閉塞性動脈硬化症などの治療に使用されている。血行を促進し、ヒフ温を上昇させる働きをもつ。ビタミンEは養毛作用で知られている。基礎化粧品をはじめ、頭髪用化粧品などに幅広く配合されている。淡黄色~橙黄色の油状または国体。わずかに特異なにおいがある

バラベン

防腐剤で一番有名でよく使われています

パラオキシ安息香酸ではじまる成分の総称。抗菌作用の強さはベンジル、ブチル(油溶性)、プロビル、エチル(水溶性)、メチルの順。防腐剤効果、毒性はブチル、プロビル、エチル、メチルの順に強い。アレルギーを起こす場合がある。化粧品配合量の上限は1%までとなっている。併用で相乗効果を増し、少量で防腐力を高める。現在は全種表示になっている。無色の結晶または自色の結晶性粉末。おいがないものやわずかにあるものがある。
指定成分、環境ホルモン、アレルギー、ポジティブリスト、毒性添加物

ベンジルアルコール

香水などのフレグランス製品に使われます

フレグランス成分に水や溶媒を加え、薄めたり安定性を保たせたりするために使用されている。天然にも存在するが合成製造されている。アルコールに対する香料の%(濃度)で種類が異なる。もっとも高濃度は香水。ついで、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンの順に低7濃度となる。化粧品には、ごく微量の使用だが、配合量には注意が必要。無色透明の液体(揮発性)。
毒性添加物、指定成分、アレルギー

アスコルビン酸

【用途/形状】酸化防止剤、ィショニング剤
【配合製品】化粧水、乳液、pH調整剤、皮膚コンデ美容液、UVケア化粧品

メラニン色素の生成を抑える美白成分

レモン、オレンジなどの果実や野菜など天然植物中に広く存在している。ビタミンC。水に溶かすと時間とともに活性を失う。抗酸化作用をもつ。ビタミンCは、コラーゲンの生成、たんぱく質代謝、糖質代謝や血小板の生成を促し、赤血球を増加させる働きをもつ。また、メラニン色素の生成を抑え、コラーゲンの生助ける作用もあり、美自剤として使用れている。ヒフヘの浸透性がなく、水の存在で非常に不安定になるため、エステル化されている。粉末状のものがほとんど。
アレルギー

安息香酸Na

【用途/形状】防腐剤、
【配合製品】化粧水、ム、ハンドクリーム、ション、シャンプー、殺菌防腐剤、保存剤早L液、クリーム、美白クリーファンデーション、ヘアローコンディショナー、歯みがき

防腐剤の一種

化粧品の品質を守るために使用される成分。医薬用として肝臓機能障害時の診断に使用されている。殺菌作用は弱いが、強い抗菌作用がある。防腐剤として使用されている。安定性があまりよくないため、パラベンと併用することが多い。安息香酸塩類は安全性と有効性の面から配合量は1%以下と規制されている。自色の粒状や結晶性粉末。においはなく甘い収れん性の味がある。

毒性添加物、指定成分、アレルギー

リンゴエキス

【用途/形状】皮膚コンディショニング剤、抗炎剤
防腐殺薗剤、保湿、リフレッシュ
【配合製品】化粧水、クリーム、美容液

肌の柔軟化作用と保湿効果

バラ科植物のリンゴの果実から得られるエキス。成分には、リンゴ酸、クエン酸、クエルセチン、タンニン、プドウ糖、果糖、ベントサン、ショ糖、ペクチン、ガラクトアラバン、ツルビットなどが含まれている。肌にうるおいを与えしっとりとさせる保湿作用や柔軟化作用がある。褐色の透明な液体や淡黄色~淡黄褐色の液体。特異なにおいがある。

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