あごニキビが治らない…他のニキビと違う原因とケア方法を解説

このページでは、ニキビの中でも特にアゴやフェイスラインのニキビのケア方法や原因について詳しく書いていきたいと思います。

あごやフェイスラインのニキビは、おでこや頬にできる赤ニキビや白ニキビとできる年齢や肌質が違いますし、できる原因も違えば当然効果的なケア方法も違います。

他のページと同じように長くなりますが、「今すぐ何を使えば治るのかだけ知りたい」という人はページの一番下のランキングを参考にしてみてください。

最初に:アゴやフェイスラインのニキビは一番治りづらい

一般的に年をとるほど顔のニキビができる位置は下がってくると言われています。管理人もアゴやフェイスラインにニキビがポツポツとでき始めたのは25過ぎた辺りからでした。管理人の回りでも、大人ニキビに悩んでいる人でも、あごニキビに悩んでる人は特に多いです。

ニキビの中でも一番最悪なのが、このアゴやフェイスラインにできる赤い細かいポツポツタイプのニキビです。目立つし、スポットクリームを塗るわけにも行かないわ、治りづらいしで一番ウツになるニキビです。

あご〜フェイスラインにかけてできたニキビって、一番できやすく&一番治りづらいです。

その上、広範囲にできやすいので、目立つのでファンデで隠す→さらに悪化しやすい・・・という負のスパイラルにハマりやすいです。

それには理由があります。

アゴニキビが治りにくい原因は、肌の乾燥x食生活x生活習慣が混ざり合ってるから

あごニキビはおでこや頬などにできるニキビと違い、単純に毛穴に皮脂がつまってできているというわけではありません。

この位置にできるニキビは、食生活や生活習慣で崩れた体調や肌質のバランスが、肌にニキビという形で出てきやすいのが問題なんですよね・・・年齡を重ねるごとにすぐに肌に出るようになるんですよ。

なので、皮膚科に行ってもらえる塗り薬のディフィンゲルや、抗生物質を塗ったり飲んだりしてもなかなか治りません。(ビタミン剤ももらえますけど、別に市販のもので事足りますし)

これは皮膚科が悪いとかそういうわけでなくて、そういうものなんですよね。単純に「皮脂が分泌しすぎて毛穴が詰まり炎症を起こしてニキビになっている」というわけではないので。

あごニキビに限らず、20代後半くらいからできる大人ニキビは

生活習慣や体のバランスが崩れるx肌が弱っている

という状態のときにババーっとできるので、鼻にできる大きなニキビと違って潰そうと思っても膿(うみ)が出てこないので潰せないと思うんですよ。

それって単純に皮脂の過剰分泌のせいで毛穴が詰まっているというわけではない証拠です。

なので、ニキビが酷い時は、素直に早く寝て、甘いモノや油物をいつもより控えるなど生活習慣を整えたうえで、肌の状態を整えてあげる必要あります。

ただ、いくら生活習慣を整えても、肌の手入れを怠るとあごのニキビは本当になかなか治りません。

でも「アゴやフェイスラインのニキビが酷い時、どんなニキビケア、基礎化粧品を使ってケアすればよいのか?」と思いますよね?

その点についてここから解説していきます。

アゴやフェイスラインのニキビはとにかく保湿、保湿、保湿!

キホン、顔の鼻より下にできるニキビは保湿が超大事です。ニキビへの有効成分としてメジャーなもので

  1. ニキビの炎症を和らげる成分グリチルリチン酸2k
  2. 殺菌成分のサリチル酸
  3. 角質をむりやり溶かしてターンオーバーを促進させるグリコール酸などAHA成分

があります。

2つ目と3つ目はマイルドピーリングって言うですけど、基本避けたほうが良いです。刺激が強く、保湿力が少ないことがほとんです。そもそもあれはおでこにニキビの出来やすい人に向いてるものなので、大人ニキビにはあまり向いていません。(中には良い物もあります。)

肌に比較的低刺激で、ニキビの炎症を和らげる効能のあるグリチルリチン酸2Kのものが良いです。

ただ、あご〜フェイスラインのニキビで本当に大事なのは「どの成分が入っているか?」ではありません。

成分の浸透力と保湿力です。

あごにニキビにはワンランク上のケアは絶対に必須

基礎化粧品の常識なのですが、「成分がどれだけ配合されているかよりも、その成分がどれだけ肌の奥まで浸透するかが問題」でして、実はこの「浸透力のある基礎化粧品」を作れるメーカーが限られているんです。

大半の化粧品成分は、肌表面にある油分が邪魔をして肌の奥まで入っていきません。

独自の技術を使っているため、ちょっとお財布的に負担は大きくなりがちなんです。でも使ってみるとやっぱり全然違うんですよね。次の日に起きた時の肌の調子が。特に化粧水と美容液にはこだわって欲しいです。全然治り方や肌質が変わってきます。

肌は水分を失うとあらゆるトラブルを起こし始めます。シミ、シワ、くすみ、ニキビ・・・などはすべて肌の真皮層の水分が失われることによって起こっています。

なので、プチプラ系のコスメアイテムやドラッグストアに売っている数百円クラスの基礎化粧品を使うべきではありません。成分の浸透力がそもそもないので。

繰り返しになってしまうんですけど、あごやフェイスラインにニキビができる時点で、肌が弱っており、体調や肌質の変化が肌にニキビという形ででてきてしまう状態の証拠です。

なので、(管理人が過去にさんざん痛い目にあって確信してることなんですけど)アゴニキビをなんとかしたいのであれば、肌につけるものには本当にこだわったほうが良いです。

管理人が友人にオススメしているあごニキビにオススメ基礎化粧品

ここからは管理人が友人にオススメして特に評判が良くリピ買いしてくれている基礎化粧品を紹介します。これから紹介するニキビケア化粧品は、化粧品の中でも成分やメカニズムにこだわっている&肌の保湿力と弱っている大人のニキビのことを考えて作られているものです。

その分高額なものも一部紹介していますが、これをきっかけにワンランク上のものを試してみて欲しいです。

ラミューテ:お財布に余裕があるなら

lamutee_enrich1高いけど、そのぶん使用感はプレミアムの一言

ラミューテは洗顔、化粧水、美容液ともに配合成分がとにかく贅沢です。ニキビケアだけではなくアンチエイジングもできるハイスペック基礎化粧品です。

思春期のニキビにはあまり向かないのですが、大人の敏感肌のニキビにはかなりおすすめです。ラミューテを製造しているサティス製薬というメーカーは成分の原料や素材開発で高い技術力を持つことで業界では有名なメーカーです。

ラミューテ以外にも、ここが作っているオールインワンゲルを試したことがあるのですが、やっぱりものはいいです。使った時の、次の日の朝の肌の調子が、他のニキビケアとは本当に違います

値段を見てちょっとびっくりするんですけど(管理人は最初ビビってました)、成分などを見ていくとやっぱりかなりこだわっています。なんといっても成分の豪華さが違います。↓で調べてまとめています。

「ラミューテのこだわりや成分メカニズムの解説」はこちら

ルナメアAC:成分の浸透率の高い独自技術を使ったニキビケア

ルナメアAC現品管理人が友人に一番おすすめしているのがルナメアAC

大人ニキビは保湿力が大事。特にマイルドピーリング系は避けて、純粋に基礎化粧品として良いコトに加え、ニキビケアに特化したものがベスト、という言を書いてきました。そういう意味で今のところ大人のあごにニキビがデキる人におすすめしているのがルナメアACです。

化粧品メーカーとして後発組のフジフィルムがこんな良い基礎化粧品を作っているとは・・・とちょっとびっくりしました。

何が良いかというと、低刺激でありながら、有効成分が毛穴を通じてきちんと浸透していくという独自技術のおかげで、成分が肌に伝わるということです。

あとはやっぱりコスパです。プチプラ系の「安い割にはまあまあ」系の良アイテムと違い、「すごく良い物なのに普通の値段で買うことができる」系のコスパです。

成分メカニズムや使用感、オススメ理由は↓にまとめています。効果には個人差がありますが、ルナメアACは癖のない使用感なので、ほんとにおすすめです。

「ルナメアACを一番おすすめしてる理由」はこちら